溶剤可溶について

ベンゼン・トルエン・キシレン或いはn-ヘキサン等に可溶となります。メタノール又は、エタノールを溶剤に対し5~15%程度加えるとゲル化を抑制し、オレフィンフィルム等に塗工する際の静電気発生、弾き等の防止 及び干渉縞が出にくい等の特徴があります。

溶解効率の向上法

アシオレジンは、トルエン/メタノール混合溶媒を使用することによって溶解温度を低くでき、または溶解時間を短縮できます。

濃度(%) 溶解温度(℃) RA-95H RA-585S
トルエン/メタノール容量比
90/10100/090/10100/0
2.0 35 ××
40
45 〇~△
50
5.0 35 × ×
40 × ×
45
50

※目視判定 ○:透明(完全溶解)、△:少し濁り、×:粒々あり

RA-45Aのトルエン溶解性

濃度(%) 溶解温度(℃) 剥離剤/トルエン溶液
RA-45A cf.RA-95H
2.0 35 ×
40 ×
50
5.0 35 ×
40 ×
50

※溶解性判定;上記に同じ。

Print