適切な剥離効果
シリコン系剥離剤では剥離が軽すぎるため剥離効果が弱くなります。アシオレジン®は長鎖アルキルペンダント型剥離剤であるため適切な剥離効果が得られます。
粘着力の持続性
粘着テープは剥離面と粘着剤面がロール状で常に接触しておりシリコン等の剥離剤は粘着剤面に移行して粘着力が落ちてしまいます。アシオレジン®は、ポリビニルアルコール系ポリマーに長鎖アルキル基を付加している為ポリマー部が密着することで粘着力が持続します。
塗工が簡単
溶剤（トルエン等）を飛ばすことで造膜性が良く、塗工が容易で加工性に優れています。印刷も可能です。
重ね貼り可能
非シリコン系背面剥離剤は適度な剥離力があるため重ね貼りが可能となります。
- アシオレジン®はアシオ産業株式会社の登録商標です。
- アシオレジン®はISO-9002適合製品です。
- 各種粘着テープ、ラベル、紙おむつ、その他剥離処理を必要とするものにご利用頂けます。
製品紹介
全ての製品はお客様の任意の濃度に希釈可能です。
| 幹ポリマー | 外観 | 融点 | 溶解温度トルエン | 主な用途 | 溶剤可溶 | 納入荷姿 | |
| RA-45A | PVA系 | 微黄色粉末 | 81±5℃ | 30～35℃ | 汎用 （OPPテープ、和紙テープ） |
溶剤に可溶 （水不可） |
20kgs入れ (ファイバードラム) |
| RA-95H | 50℃以上 | 25kgs入れ (ファイバードラム) |
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| RA-585S耐熱性UP | 95±5℃ | 汎用 （アルミテープ、布テープ 剥離フィルム、PETフィルムなど） |
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| RA-80 | EVA系 | 90±5℃ | 汎用 （OPPテープ、 和紙テープなど） |
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| RA-315 | PVA系 | 液体 （溶剤タイプ） |
81±5℃ | ー | 15kgs入れ (缶) |
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| RA-319耐熱性UP | 95±5℃ | 汎用 （アルミテープ、布テープ 剥離フィルム、PETフィルムなど） |
使用方法について
RA-95H/RA-585S
お客様の用途に合った製品をご利用下さい。トルエン等の溶剤にアシオレジンを任意の濃度となる様に溶解します。
アシオレジンを完全に溶解する為、50℃以上または60℃以上に加温、溶解します。※1
任意の濃度となる様に基材に塗工します。
- 攪拌するとより溶解し易くなります。また、溶液の濃度が変化しない様、密閉下での加温をお勧めします。
但し、容器を開放する際、溶液の蒸気圧が高くなっており内容物が噴出する事がありますので、十分にご注意下さい。